ネガティブな自分を受け入れるには?【自分を受け入れる方法】

モチベーション改善カウンセラーの亀井です。

あなたは、ネガティブな自分が好きでしょうか??

「はい!好きです!」という方は、なかなか少ないのではないでしょうか??

クライアントと日々セッションをしている中で、ネガティブな自分を変えようとひたすら頑張っている人が多いなぁ・・・ととっても感じます。ただ、変えようと思ってもなかなか変えることが難しくて、どんどん苦しくなってしまう・・・

自分が好きではない部分なので、変えようとするのは当たり前と言えば当たり前ですが、実は変えようと頑張ることが、かえってあなたを苦しめているんです。

 

1.ネガティブな自分を変えようと思わない

私はクライアントに、「まずは変わろうと思うことを止めましょう!」とお伝えしています。

「お前、ふざけんなよ!」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待って下さい。

何故そんなことをお伝えしているかというと、ネガティブな人は相対的に見て、自己評価が低い傾向があります。

ネガティブな部分もあなたの一部ですよね?それなのにネガティブな自分を変えようと頑張るのは、あなたの一部分を否定することになります。

つまり、一生懸命に自己否定をしているってことです。

そうすると、もともと低い自己評価に、さらに追い討ちをかけることになってしまうんです。だから、変わろう、変えようと頑張れば頑張るほど、どんどん辛くなってしまう・・・

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

2.ネガティブな自分を受け入れる

その答えの一つは、「ネガティブな自分を受け入れる」ことです。

受け入れるとは、諦めることと勘違いしている方も多いみたいですが、諦めるとは全く違います。

受け入れるというのは、ネガティブな部分も含めて、「自分の一部だ」と認めてあげることです。

認めたくないと言われるかも知れませんが、それはあなたが「ネガティブ=悪いこと」と勝手に意味づけしているからです。そもそもネガティブはネガティブであって、それ以上でもそれ以下でもありません。当然、良い悪いもありません。

ネガティブな自分を受け入れるためには、まずは「正誤」「善悪」といった「評価」からネガティブというものを捉えている自分に気づくことがとても大切です。

ネガティブはネガティブ。ただ、それだけです。

このような視点からネガティブを見ることができると、徐々にネガティブな自分を受け入れることができるようになってきます。

 

3.受け入れると客観視できる

「正誤」「善悪」といった「評価」から離れた所からネガティブを捉えられるようになると、ネガティブな感情や思考そのものを客観的に見ることができるようになります。もっと言うなら、「ネガティブに物事を捉えている自分」を客観視できるようになります。

イメージとしては、右斜め上45度くらいの位置から、あなたをあなた自身が見ている感じです。あなたがあなた自身を俯瞰しているイメージです。

例えば、仕事でミスをしてしまった時に、

仕事でミスをした → 自分はダメな人間だ

と考えてしまうのではなく、

仕事でミスをした → 「自分はダメな人間だ」と勝手に考えている自分がいる

といった感じです。

客観視できることで、「あぁ、今わたしは出来事をこんな風にネガティブに捉えているんだな」と気づけるようになります。

気づけるようになると、「ネガティブに捉えている自分が嫌だ。変えたい!」と捉えていたものが、「単にネガティブに捉えている自分がいる。ただそれだけ。」という捉え方に変わっていきます。

そうすることで、「ネガティブな自分を一生懸命変えようと頑張る」ことを自然と手放すことができますよ。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?

今回は、ネガティブな自分を受け入れるためにはどうしたら良いか?という内容を記事に書いてみました。

あなたがもし、これまで「ネガティブな自分」や「自分の嫌なところ」「自分のダメなところ」を変えよう変えようと頑張ってきたけど、なかなか変わらずに苦しんでいるなら、「ネガティブな自分を受け入れる」という視点から一度取り組んでみてはいかかでしょうか?

 

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